地球環境と産業化研究会(SGEIS)

第10回基礎講座

テーマ:資源循環推進に

若者がどのように取り組むか

2024年8月6日(火)13時30分~15時30分頃

詳細は下記を参照、PDFはこちらからダウンロード

内容: 20 世紀の産業発展による大量生産・大量消費を経て、資源の枯渇や環境問題が深刻化しており、地球規模での解決策が求められています。講義では、産業発展と環境保全を両立させた資源循環型社会、すなわち、環境問題の原因となる排出物質や廃棄物を資源として再利用し、持続可能な消費と再生の循環を実現するための「兵庫県資源循環推進計画」から、目指す社会の具体的な姿とそれを見据えた施策を紹介いただくともに、県民/国民一人ひとりの暮らしに根ざした資源循環の重点取組について言及いただきます。

次いで、地域で活動する若者の取り組み事例を紹介いただき、「資源循環推進に若者がどのように取り組むか」について参加者の皆さまと考えたいと思います。

【講義】 暮らしに根ざした資源循環の取組み ― 兵庫県資源循環推進計画

 兵庫県環境部環境整備課資源循環班 主査 隈部康晴 氏

【発表】 若者の取り組み事例と今後の課題

 ①ペットボトルリサイクルに関する行動調査:神戸大学附属中等教育学校 辻こひな

 ②BamBoom:兵庫県立国際高等学校 岩﨑咲、猿田愛美、田中勇大、村上舞、村上真実

日 時:2024 年8 月6 日(火)13 時30 分~15 時30 分

場 所:中央区文化センター(神戸市中央区東町115 番地)11 階 会議室1112

 https://www.kobe-bunka.jp/facilities/chuo/

対 象:参加資格不問(高校生、大学生の参加を歓迎します)

定 員:30 名程度(先着順、申込人数が定員になり次第締め切ります)

参加費:無料

主 催:地球環境と産業化研究会(Society for Global Environment & Industrialization Studies)

お申し込み方法(締切:2024 年7 月30 日)

下記のサイトからお申込みください。SGEIS 事務局より受付確認メールが送信されます。

 https://forms.gle/haKQLSE7HZUDkvjZ7 

この申込サイトが利用できない場合、電子メールにて、会員は氏名・会員番号、非会員は氏名(ふりがな)・所属・住所・電話番号を明記のうえ、info.sgeis@gmail.com までお申し込みください。

 

講 座 の 流 れ 当日のタイムテーブル

13:30~13:35:主催者挨拶・進行について

13:35~14:25(講義40分、質疑応答10分):講 義

14:25~14:55(発表・意見交換30分):発表①

14:55~15:25(発表・意見交換30分):発表②

15:25~15:30:事務局連絡・終了

講 師 の 略 歴

隈部 康晴 氏:兵庫県環境部環境整備課資源循環班 主査 平成23年4月兵庫県庁入庁。但馬県民局環境課、環境影響評価室、水大気課、西播磨県民局環境課で環境分野の業務を歴任する。令和3年4月から現職。

発表について

神戸大学附属中等教育学校「課題研究(卒業研究)」と「令和5年度ひょうご高校生環境・未来リーダー育成プロジェクト」に参加した高校生から、資源循環をテーマにした取り組み事例を発表いただきます。

神戸大学附属中等教育学校の課題研究とは?

同校では総合的な探究(学習)の時間を「Kobeポート・インテリジェンス・プロジェクト」と名付け、省略して「Kobeプロジェクト(KP)」と呼ばれています。KPの6年間の流れは、基礎期(1、2年)の課題研究入門と、充実期&発展期(3~6年)の課題研究での協同ゼミの2つに分かれています。3年生から6年生で実施される『課題研究(卒業研究)』では、自身の興味・関心に従って1人1テーマを設定、一人ひとりが探究手法を自分自身で考えて探究を行い、年度末には論文を作成し、ポスターセッション形式で成果を発表します。昨年度の研究成果の発表会は、令和6年月4月11日に行われました。

ひょうご高校生環境・未来リーダー育成プロジェクトとは?

地球温暖化の進行による異常気象や災害の頻発などの環境問題を多角的に捉え、その解決策を考え、実践できる資質を身につけた高校生を育成することを目的に、「ひょうご高校生環境・未来リーダー育成プロジェクト」が毎年開催されています。今回は、県下全域から集まった高校生26名が参加し、令和5年9月から令和6年1月までの計4回(6日間)にわたり、専門家や企業家、行政職員を講師に迎え、脱炭素社会の実現に向けた様々な取組について多角的に学び、その解決策として自分たちに何ができるのかを考えてきました。学んできた成果として、5グループに分かれた脱炭素社会に向けた活動案の発表が、令和6年1月20日に行われました。

 

会場アクセス

中央区文化センター(神戸市中央区東町115 番地)神戸市役所西側

JR ・阪急・阪神・市営地下鉄山手線三宮駅から徒歩6 分